月刊『日本橋』 2025年2月号 No.550

特集 相撲の変遷

江戸の文化の華であり、日本の国技でもある相撲。その歴史を紐解けば、神事に始まり、土俵の成立、大名抱えの相撲取り、横綱制度の誕生、革新的な相撲の宣伝手法などなど、話題が盛りだくさん! 相撲ワールドにどっぷり浸れば、すっかり相撲ファンになっているかも!?

●ぜひ本誌をお手に取ってご覧ください!

【2月号連載】人物語 第371回 濵田捷利さん

 

将軍家お抱えの刷毛師として、初代・利兵衛が旧奥州・日光街道にあたる大伝馬本町通りに「江戸屋」を構えたのは享保3年(1718)のこと。今や300年あまりに渡り、脈々と代は受け継がれ、12代目のバトンを受けたのは濱田捷利さん。「自分の意志でお店を受け継いだわけではないんです。僕は長男だったから、6歳でお店をすでに相続しているんです。もう宿命ですよ」。……(続きは本誌で!)

【今月の表紙】
水森亜土作「あたってくだけろ‼︎ 誰にでも!」2025年制作

【2月号連載】吉野鮨本店

 「食べる順番は自分が食べたいネタからでいいんです。箸でも手でも好きな食べ方で、好きな寿司を好きなだけ召し上がってください」。創業明治12年(1879)、 吉野鮨本店5代目・ 吉野正敏さんの言葉を聞けば、140年余の敷居をまたぐ恐れはいらない。

続きは本誌で!)

 

【2月号連載】シンボーの日々是好日 第300回

「たった今、電話があってさ」

とツマから電話があった。

「え? 誰から」

「アハハ、警視庁の高橋さん」

やったねえ〜! と私は言った。妻はつねづね、

「なんでウチには特殊サギから電話がこないんだ!?」

と不満を表明していた。

「で? で?」

「それがさァ、ちょっと失敗しちゃって」と半笑いだ。

「なんて? なんて?」

「最初に、南文子さんで間違いありませんねって言うの」

「うん」

「警視庁捜査二課の高橋といいますが……って」

「おー」

(続きは本誌で!)