月刊『日本橋』 2024年12月号 No.548

特集 日本橋で忘年会

2024年も、日本橋で締めくくり!

●ぜひ本誌をお手に取ってご覧ください!

【12月号連載】人物語 第369回 中川越さん

 

2024年11月号から始まった新連載「発掘! 日本橋逸聞逸事」。執筆する中川越さんは、古今東西、さまざまな手紙を収集・研究し、手紙のあり方を研究している。 中川さんは1954(昭和29)年東京・品川生まれ。「名前の〝越〟は、父親が〝どんなことでも乗り越えられるように〟と名付けたそうですが、デザイナーだった父親の仕事場には三越の大きな看板があったので、なんだ、字はここからとったか、と思いました(笑)」。

……(続きは本誌で!)

【今月の表紙】
水森亜土作「Funky X’mas♪」2024年制作

【12月号連載】にんぎょう町谷崎 しゃぶしゃぶ風すき焼き

すき焼き? しゃぶしゃぶ? 否、これは〈すき焼き風しゃぶしゃぶ〉だ。ぐつぐつと音を立てる割下ベースのスープに、霜降り肉をゆっくりくぐらせる。醤油の香りが漂う中、鮮やかな赤と乳白色のコントラストが、肉全体で和らいだら食べ頃。新鮮な生卵をつけて、口に入れた瞬間、驚いた。まろやかな卵を纏っても感じる、肉のとろける舌触りと、しっかりとした割下の味。

続きは本誌で!)

 

【12月号連載】シンボーの日々是好日 第298回

 「わっ、隣の線路がマルミエ!」

とツマが言った。なるほど並走しているレールの地面が、すぐそこに見えている。

ワレワレは西武鉄道のラビューに乗っているのだ。ラビューは、「今までに見たことのない新しい車両」をめざして、建築家の妹島和世さんに、デザインを依頼したらしい。

デザインが斬新だったので、二年前だったか、所沢のホームにその列車が入ってきた途端、とっさに特急券を買って、池袋まで乗ったことがあった。

(続きは本誌で!)