月刊『日本橋』 2024年9月号 No.545

特集 日本橋と貨幣

今年7月、20年ぶりに日本の紙幣が一新。

日本橋は江戸時代、金貨を製造する金座がおかれ、明治に入ると現在に通ずる貨幣の形が確立された舞台となった。今回は日本橋を中心に、日本における貨幣の歴史を紹介。新紙幣についても解説する。

●ぜひ本誌をお手に取ってご覧ください!

【9月号連載】人物語 第366回 新内仲三郎さん

 

江戸で誕生した浄瑠璃の一つ、新内節。三味線を弾きながら街中を歩き、人々を賑やかした「新内流し」が有名だが、四世宗家の新内仲三郎さんによれば、昭和60年代まで続いていたという。「師匠には、流しをやれば女にもてて身を崩して芸も荒れる、と止められて。でも師匠はやっていたから、自分もやってみたかったんですがね(笑)」。……(続きは本誌で!)

【今月の表紙】
水森亜土作「何見てHANERU〜?」2024年制作

【9月号連載】梅花亭 切山椒と喜利羊肝

9月に入ると、残暑の中に、秋の匂いが感じられるようになる。秋は、日本橋地域各地で多くの催しが開かれる季節だ。なかでも来月10月19日、20日に大伝馬町界隈で行われる日本橋べったら市は、恵比寿神社の恵比寿講から発し、ルーツは江戸時代。令和となった今も毎年多くの人で賑わう一大イベントだ。この2日間のみ売りに出されるのが、和菓子店・梅花亭 小伝馬町店の〈切山椒〉と〈喜利羊肝〉である。

続きは本誌で!)

 

【9月号連載】シンボーの日々是好日 第295回

 朝、20分くらい散歩している。

「一日に七千歩」歩くといい。というか、七千歩で充分だという説がどこかに出ていたので、それくらいなら実行できそうだというので始めたのだ。

以前は一日一万歩と言われていたんだから「30%OFF」になったわけでとびついてみると案外、これが続いたのだ。

近頃は、ものすごく暑いので、日中はやめて朝方に歩いたほうが、気持ちいい。

「ついでにくろちゃんの草、摘んできてくれる?」

とツマが言うので、おやすいごようだから3日にいっぺんくらいは、猫草を摘んでくる。猫の身になって、あんまりゴワゴワになってる葉っぱは除けて、やらかいとこをねがいたいという注文だ。

(続きは本誌で!)