月刊『日本橋』 2024年3月号 No.539
特集 日本初の本格的な信託会社 三井信託の100年〜信託の父・米山梅吉と、日本橋での現在〜
大正十二年(1924)、日本初の本格的な信託会社〈三井信託株式会社〉が誕生した。それから一〇〇年——形を変え三井住友信託銀行となった今も、国指定重要文化財・三井本館で日本橋営業部が営業を続けている。
その誕生には米山梅吉という人物の奔走があった。その秘話と変遷を紹介する前に、まずは荘厳な歴史的建築・三井本館の魅力から見ていこう。
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【3月号連載】人物語 第360回 一龍斎貞鏡さん
お江戸日本橋亭が満席となった昨年11月16日。女性講談師・七代目一龍斎貞鏡が高座に上がると、熱気溢れる会場に万雷の拍手が鳴り響いた。実父であり師匠の八代目・一龍斎貞山の急逝を乗り越えた真打昇進披露興行初日。……
(続きは本誌で!)
【今月の表紙】
林家木久扇作「長屋の花見」2024年制作
【3月号連載】京橋千疋屋レストランBiwawa オマール海老のポワレ
〝スペシャリテ〟とは、「シェフが最も得意とする料理」という意味のフランス語。平成14年(2002)のオープン以来、果物店のレストランらしく旬の瑞々しさを求めてほとんどメニューを固定せずに提供してきた京橋千疋屋レストラン〈Biwawa〉が、満を持してフルーツを使ったスペシャリテをレギュラーメニューとして提供開始する。(続きは本誌で!)
【3月号連載】シンボーの日々是好日 第289回
友人の墓参りに行ったのだが狐につままれたような、なんだか奇妙な一日だった。
友人は共同墓地というのか、納骨堂に安置されているのだが、ふつうのお墓参りと勝手が違ってなんだか妙だ。
納骨堂には、金色の仏像が座っているので、これが友人の替りということらしいが、少しも似ていない。
(続きは本誌で!)