月刊『日本橋』 2022年11月号 No.523
特集 第25回月刊日本橋川柳大会
秋の恒例「川柳大会」!
日本全国から約1600の句が寄せられ、
今年はコロナ禍に負けずに前を向こうという句も多くなった印象です。
一方で景気の悪化を憂う句も……
それではいよいよ結果発表です!
●ぜひ本誌をお手に取ってご覧ください!
おうちの日本橋かわらばんオープン!
【今月の表紙】
林家木久扇作「猫の秋」2022年制作
【11月号連載】人物語 第344回 一龍斎貞弥さん
真打になれないかもしれません——。講談師・一龍斎貞弥さんが、師匠の一龍斎さんにそう打ち明けたのは、令和2年11月。二つ目に昇進してからもうすぐ10年が経とうした矢先のことだった。……(続きは本誌で!)
【11月号連載】矢の根寿司 日本橋本店 矢の根幕内弁当
創業1952年以来、上質な寿司ネタと丁寧な職人の手仕事で、多くの食通をうならせてきた矢の根寿司。クエを始め、脂の乗った冬の魚介類が矢の根寿司のメニューを賑わすこの時期、月替りの〈矢の根幕内弁当〉も販売していると耳にし、早速注文。興味津々、弁当の蓋を開けてみると、コースさながらの華やかな内容にしばし見惚れる……(続きは本誌で!)
【11月号連載】シンボーの日々是好日 第273回
「あ、無人餃子屋が出来てる!」
と私が走るタクシーの車窓から、それを発見したのは、そこが暗闇に耿耿と明かりのついた無人餃子販売所だったからもあるが、その頃、TVのニュースで、「餃子持ち去り男」とか、「餃子持ち去りペアルック」とかの「事件」を見ていたからだった。
無人販売所には、売子がいない。コロナでお客が減って、立ちいかないので、冷蔵庫に餃子を入れておいて、代金は貯金箱みたいな箱に入れてもらう方式の「無人販売所」にしたのだった。
ところが、無人なので料金を箱に入れる「ふり」をして、餃子は現物を持っていく、という虫のいい犯罪が多発するようなことになってしまったのである。
(続きは本誌で!)