月刊『日本橋』 2022年5月号 No.517

特集  鰹の食文化を未来に繋ぐために

江戸っ子好みの初鰹に鰹節……

日本橋のまちにあって当然の「鰹」。

果たして、本当に「当然」なのだろうか?

いまや日本人にとって大切な食文化。

どうすれば続いていくのかよく理解して、おいしい鰹を気持ちよく食べましょう!

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【今月の表紙】
林家木久扇作「五月は金太郎」2022年制作

【5月号連載】人物語 第338回 大至さん

力士の最後を飾る引退相撲。そこでは、引退する力士の歴史を織り込んだ相撲甚句が披露されることがある。力士を讃えるいわばだ。大至さんは、貴乃花関をはじめ、数々の名力士たちの最後の花道をその美声で送り出してきた。……(続きは本誌で!)

【5月号連載】BUNMEIDO CAFE かすてらフルーツサンド

 

みずみずしい果物で喉も心も潤したくなる初夏。日本橋の街を歩けば、所々に旬の果物を使ったデザートが看板メニューの文字となり、スイーツ好きの足を立ち止まらせる。甘い誘惑に駆られたら、1900年創業の文明堂日本橋店に併設されたBUNMEIDO CAFE のメニューを開き、〈かすてらフルーツサンド〉のお誘いを受けよう……(続きは本誌で!)

 

【5月号連載】シンボーの日々是好日 第267回

「へえー、熱風って、ちゃんとした夏の季語なんだあ」

と、ツマが歳時記を見ながら言ったので、私も、

「へえー、そうなんだあ」

と間抜けな相槌を打ってしまった。

わが家では、熱風と言えば、必ず二人が唱和してしまう「標語」(と思っていた)があったからだ。

たとえば夏の暑い時分に、エアコンの室外機の熱風に直撃されたような場合。

「わっ、熱風!」

とどちらが言ったとする。と、次の瞬間に二人声が揃って、

「熱風にいやな臭いの犬の糞」

と一息に唱和する。

かれこれ二〜三十年は前のことだと思うのだが、路上観察といって、街中をブラブラして妙なモノを見つけて写真を撮る、というようなことをしていた。

(続きは本誌で!)

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