月刊『日本橋』 2019年4月号 No.480
特集 月刊日本橋四十周年
昭和54年1979年、タウン誌『月刊日本橋』の前身である『プラザ日本橋』が創刊。今年で40周年となりました。
現在までひと月も欠けることなく発行し続けられたのも、日本橋地域の皆様とその関係者の皆様のご協力、愛読してくださっている読者の皆様のおかげです。
今後も皆様に日本橋の今昔をお伝えできるように精進していきますので、引き続きよろしくお願いいたします!
さあ今号は、『月刊日本橋』のこれまでを振り返ります!
●特集はまだまだ続きます。ぜひ本誌を手に取ってご覧ください!
【今月の表紙】龍宮城 田原藤太秀郷に三種の土産(とさん)を贈(おくる)
大判三枚続きの内左二枚 安政五年(1858) 丸屋久四郎版
【4月号連載】人物語 第301回 山本德治郎さん
今や日本の日常に溶け込んでいる「味附海苔」や「ドライブスルー」。生みの親である山本海苔店は嘉永2年(1849)に現在も本店がある日本橋室町一丁目に創業、今年170周年を迎えた。当主の山本德治郎さんは六代目。日本橋で長く愛されてきた山本海苔店を誰よりも愛する人である。……((続きは本誌で!)
【4月号連載】花藤
ここかしこに春の息吹が満ちていく季節。日本橋の袂でも、江戸桜が咲き誇り春の到来を告げる。慶応元年(1865)創業の花屋〝花藤〟では春を代表するスイートピー、花びらが幾重にも重なったピンクや黄色のラナンキュラス、鮮やかな紫リューココリーネ、黄色の花房をぽんぽんと咲かせたミモザアカシアたちが、店内やブーケの中で上品かつ優しげな顔を寄せ合っている。……(続きは本誌で!)
【4月号連載】シンボーの日々是好日 第230回 南伸坊
「しんちゃん、しんちゃん!」
ゴミ置き場にゴミを置きにいこうとすると、ツマに呼びとめられた。「え?」
「もーにんぐむすめ!」
あはは、あー、そうだったモーニング娘。だ。
「まる!」
あはは、まるは覚えていたのだ。
……(続きは本誌で!)