月刊『日本橋』 2018年9月号 No.473
21世紀、いまや、だれもが日本列島の形を思い浮かべることができるだろう。
ーー時は18世紀、まだ詳細な日本地図がない時代に、己の足で線をつなげていったのが、伊能忠敬だった。最期の地は、八丁堀亀島町、現在の日本橋茅場町。青年期を過ごした佐原から日本橋まで、地図を育んだ軌跡ともに、人間・伊能忠敬の人生をたどる。
●特集はまだまだ続きます。ぜひ本誌を手に取ってご覧ください!
【今月の表紙】 駒形の朝霧 大判三枚続きの右端 弘化期(1844〜48) 佐野喜版
【9月号連載】人物語 第294回 田辺南北さん
都内の最高気温が35度を超えた今夏のある日、講談師・田辺南北はお江戸日本橋亭の高座に上がり、ゆっくりと客に向かって語り出した。「実は2012年に癌になりまして、まだまだ体が思うようにいかないこともありますが、なんせ仕事はしなくてはいけませんので」と、次の瞬間には釈台を叩き古典の世界へと客をいざなった。上がった息を語りの勢いに乗せていくその姿に、客は何を見たのか……((続きは本誌で!)
【9月号連載】日本橋室町豊年萬福 上州産もち豚カルビと江戸東京野菜の蒸篭蒸
豊年萬福の〈上州産もち豚カルビと江戸東京野菜の蒸篭蒸〉は、ボリュームたっぷりだが、糖質はほとんどなく、ビタミン豊富。お腹周りのお肉が気になる方も、酷暑で食欲不振に悩む方もうれしい一品だ。
特注の蒸篭を乗せた卓上コンロに点火。川風そよぐテラスでお通しをつまみながら、朱く灯る日本橋を背景に炭酸の効いたハイボールで乾杯。……(続きは本誌で!)
【9月号連載】シンボーの日々是好日 第223回 南伸坊
「ヤマネアキラはねえ! ……、一生、キャラメルを食べていく!!」っていう、セリフを思いついて、いざ、やろうと思ったとき、ヤマネさんの名字が出てこない。……(続きは本誌で!)