月刊『日本橋』2014年1月号 No.417
特集■駅伝競争ことはじめ
■読み物
どうなってるの? 江戸のこと日本橋のこと214/M・シェレンバウム
シンボーの日々是好日167/南伸坊
江戸平成川柳歳事記《万歳》/松本充代
粋人有情《日本橋の女性》/工藤美代子
今一度逢い度候(九十四)小沢昭一/岩満重孝
其角堂コレクション《》
まちの人のエッセイコーナー 第18回《神茂・その1》
日本橋食べもの歌留多(10)向笠千恵子
気ままなスケッチ/小川幸治
江戸っ子亜土ちゃんの日本橋ブギヴギ(8)
■人とお店
常連さん〈奈良まほろば館〉
新お徒歩日本橋繁盛記(133)/一色九月
逸品《魚久》
人物語238《桜川七助》
日本橋の若社長
■インフォメーション
新年のご挨拶
誌上いちば
お江戸日本橋マップ
三越・髙島屋
いらっしゃ~いのコーナー
遺稿・むかし話今に伝えて/白石孝
1月のGALLERY&THEATER
かわらばん
日本橋らいんあっぷ
第26回野菜くだものツアー
豊年萬福塾
■エトセトラ
今月のプレゼント
1月の西洋占星術/ルネ・ヴァン・ダール・研究所
旧暦ごよみ/暦ことば
こちら編集部・おたより
今月の表紙/悳俊彦・目次
●今月の広告
野村證券
学書院
人陽鍼灸リバース
三越
表紙の浮世絵
一勇斎国芳「春のにぎはい」大判三枚続きの内・中
安政元年(1854)頃 海老林版
日本橋の若社長4
株式会社黒江屋
取締役社長 柏原孫左衛門さん
——社長に就任するまでの経緯を教えてください。
大学3年生の就職を考える時に、父から話をされて将来会社を継ぐ決心をしました。まずは他の会社で勉強をということで、関東自動車工業株式会社に就職。通常は関連業界に勤めるのかもしれませんが、中学、高校、大学と将棋部だったことから、大学の将棋部の先生に将棋が強い会社と勧められ入社しました。当時は、休日はほぼ将棋の大会という将棋づくしの生活でした。勝負事が好きなんです。そして、26歳で家業に戻りました。うちは創業元禄2年(1689)の漆器店・黒江屋の他に、創業明治17年(1884)の柏原紙商事と不動産業の主に3つの事業を展開しているので、すべての事業に共通する経理などの……(つづきは本誌で!)
逸品
鯛姿漬(酒粕白味噌漬)
魚久
新年にふさわしい、吉事の魚。鯛を食べると今年一年を幸せに過ごせる気がする。シンプルに塩焼きもいいが、“ひと手間”加えられた魚久の鯛姿漬は、また格別。愛媛県宇和島の深海で育てられた真鯛を、一尾獲れたてのままに、魚久秘伝の酒粕白味噌床で漬け上げている。(つづきは本誌で!)
シンボーの日々是好日 167 「五千万円借り入れ問題」
南伸坊
猪瀬さんは徳田さんに五千万円借りちゃって大騒ぎだ。もう全部返したんだけど許してもらえない。
給料一年分いらないから許してくれって言っても許してあげないらしい。借りた借りたっていってるけど、あんた本当はもらったんだろ? 恩に着せられたんだろ?
「とぼけてんじゃないよ!」とそういうことらしい。
まぁ、「蛇の道は蛇」というから……(つづきは本誌で!)