月刊『日本橋』 2024年11月号 No.547
特集 第27回川柳大会
今年もやってまいりました、月刊日本橋の秋恒例「川柳大会」の結果発表です!
今年も2000を超える力作が日本橋に集結。
栄えある大賞に輝くのはどんな句なのか、
いろとりどりの川柳作品をお楽しみください!
●ぜひ本誌をお手に取ってご覧ください!
【11月号連載】人物語 第368回 荒汐栄吉さん
日本橋浜町の荒汐部屋から聞こえてくる、力士がぶつかり合う激しく重い音と荒い息づかい。全面ガラス張りの1階稽古場前には、熱気溢れるシーンをひと目見ようと、朝早くから相撲ファンだけでなく、外国人観光客も詰めかける。中央区初の相撲部屋として、2002年に前・荒汐崇司親方(元小結・大豊)が部屋を開き、今は荒汐栄吉親方(元前頭・蒼国来)が力士の育成に励んでいる。……(続きは本誌で!)
【今月の表紙】
水森亜土作「規則正しく古いしきたり受け継ぐゾー‼︎ エッ?」2024年制作
【11月号連載】玉英堂彦九郎 洲濱
秋から冬へと季節の変わる11月、茶の湯には初夏に摘んだ新茶を味わう行事があるという。お茶に欠かせないのがお茶請け。それに至適な和菓子が〈玉英堂彦九郎〉のである。
洲濱は、青豆や大豆を挽いたすはま粉に、砂糖を加えて練った和菓子。
(続きは本誌で!)
【11月号連載】シンボーの日々是好日 第297回
「栄一がさァ」
とツマが切り出した。栄一は新一万円札の渋沢栄一のことだ。
「コンプラ的に不適切とかって言われてんの知ってた?」
「へー、何がどうしたって?」
「愛人つくって、しかも本妻と同居させたりとかって……」
「あー、大河ドラマでも、サラッとだけどやってたな。でも大昔のこといまごろ、むしかえして不適切とか言ってもさあ」
「だから、結婚式のご祝儀とかに、不適切なんだってさ。ご祝儀には旧札の諭吉をつかうほうが無難でしょうって」
「あ、福沢諭吉は二号さんとかいなかったか、でも待てよ……」
(続きは本誌で!)