月刊『日本橋』 2023年6月号 No.530
特集 手紙を書こう
かつてはコミュニケーションツールとして、誰しも親しんでいた手紙。
しかし、令和となった今では、遠い存在になりつつある。
そんな今だからこそ、手紙を書いてみてはいかがだろう。
手軽に連絡を取れる時代になったからこそ、自ら筆をとって手紙を認めることの価値は大きい。
今回は、手紙を書くうえで必要なツールの選び方と、手紙とどう向き合うべきかを、日本橋のプロフェッショナルたちに教えていただいた。
●ぜひ本誌をお手に取ってご覧ください!
おうちの日本橋かわらばんオープン!
【今月の表紙】
林家木久扇作「子供相撲」2023年制作
【6月号連載】人物語 第351回 松山昌樹さん
日本橋蛎殻町で、日夜国内外からのゲストをもてなすロイヤルパークホテル。ホテル内のレストランやバー、宴会・婚礼などすべての料理を指揮する総料理長の松山昌樹さんは、昨年末、フランス食文化普及において特に功績があったとして、フランス共和国農業・水産大臣より「フランス共和国農事功労章 シュヴァリエ」を受章した。……(続きは本誌で!)
【6月号連載】竺仙 竺仙のゆかた・反物
竺仙のゆかたをご紹介しましょう。上から竹、松葉、麻の葉、秋草、紫陽花の5種類。
竹の柄は紬の生地に竹節を綾にして格子に組み、同じ文様を繰り返す「割付文様」で、遠目には市松に見え、近目では竹節が見え楽しい。
黒紬地に開いた松葉を描いた柄は、初夏の頃のはじけるような勢いを感じさせ、見る人の目にも心地よい。
(続きは本誌で!)
【6月号連載】シンボーの日々是好日 第280回
私は昔、天狗だったことがある。たった二日間だったが、頭からつま先まで、天狗の格好になって、群馬県沼田市の霊峰・のあたりを、うろついて写真を撮って回った。
その折、寺からほど近いところにあった幼稚園に侵入し、お昼寝時間に目覚めてしまった3歳くらいに見えた女児に目撃されてしまったのだった。
女の子は、泣き出すかと思ったが、私をじっと見つめていて騒ぎたてなかった。
(続きは本誌で!)