月刊『日本橋』 2021年7月号 No.507
特集 日本橋のランチ
今年も日本橋のランチを一挙紹介!
江戸の食四天王からお肉にイタリアン、中華……
その日に食べたいものを叶えてくれるお店が勢ぞろい。
今回は、イートインに加え、テイクアウトの情報も掲載。
日本橋のランチをお楽しみください。
●ぜひ本誌も手に取ってご覧ください!
おうちの日本橋かわらばんオープン!
【今月の表紙】宮川春汀(1873〜1914)こども遊び ほたる狩り 大判 明治31年(1898)発行
松木平吉版
【7月号連載】人物語 第328回 竹口作兵衛さん
「道理で味がいい。味噌はちくまにかぎるのう」と歌舞伎の演目『四千両小判梅葉』に登場する株式会社ちくま味噌は、今年で創業333年。「〝ちくま〟は初代竹口作兵衛の故郷である伊勢国乳熊郷(現在の三重県松阪市中万町)に由来しています」と話すのは十七代目竹口作兵衞さん。伊勢商人の血を受け継ぐ竹口さんの指針は常に〝儲からないことはやらない〟。利益だけを求めるという意味ではない。……(続きは本誌で!)
【7月号連載】日本橋古樹軒 ふかひれの姿煮
魅惑の高級食材ふかひれ。たまには、贅沢に姿煮を食べたい。でも高価だからこそ、失敗はしたくない——。日本橋古樹軒のふかひれの姿煮は、そんな思いに応えてくれる。下味つきで、付属のスープと一緒に鍋で煮込むだけ。自宅でも簡単に堪能できる一品だ。ふかひれの一大産地・気仙沼の自社工場で製造されており、その質の高さに本場中国にもファン多数。古樹軒のふかひれの姿煮を求めて来日し、買い占めて帰っていく……コロナ禍前には、そんな常連の姿もあったという。……(続きは本誌で!)
【7月号連載】シンボーの日々是好日 第257回
ちょうど忘れる時分になって、思い出さないといけないことがある。たいがいちょうど忘れているのだった。
それが重なるから、脳はいやが上にも「忘れるのだ」というのが私の脳理論である。世間で通る理論かどうかはわからないけど、私の場合はピタリピタリと理論通りである。
「眼科」に3ヶ月おき(忘れている)に通っているのだが、そろそろかな?
と思うと、ツマが教えてくれることになっている。
もうそろそろだと思ったので、私の方から訊いてみた。
「アノ、眼科にさ、そろそろなんじゃないかと思うんだけど」
「え?」
「いや、眼科にね」
「眼科……。ナニ眼科っていうんだっけ?」
(続きは本誌で!)