月刊『日本橋』 2018年8月号 No.472
【今月の表紙】 脱衣婆・翁・お竹 大判 嘉永2年(1849) 遠又版
【8月号連載】人物語 第293回 粕谷哲さん
2016年、アイルランドで行われたワールド・ブリュワーズ・カップ2016で、日本人がアジア勢初となる頂点に立った。この大会は、手動の器具のみを使ったコーヒー抽出の国際競技会。世界各国の国内大会を勝ち上がってきた猛者36人がその味覚と知識、技術を競い合った結果、世界チャンピオンの称号を手にしたのが、当時コーヒーの世界に飛び込んでわずか3年の粕谷哲さんだった。(続きは本誌でお楽しみください!)
【8月号連載】鳥文 鳥シュウマイ
のどごし最高のビールをぐびーっ! と飲んだあとは熱々の焼き鳥にかぶりつく。そんな夏の醍醐味を想像しながら〈鳥文〉に駆け込めば、待っているのはまさにキンキンに冷えたビール。まずは一杯、焼き鳥の盛り合わせで二杯、三杯。ほっと一息ついたところで、さて次の杯には何を合わせようかとあいなれば、迷わず選んで欲しいのが鳥文オリジナル料理〈鳥シュウマイ〉……(続きは本誌で!)
【8月号連載】シンボーの日々是好日 第222回 南伸坊
ツマと連れ立って歩いていると合図がきた。
「カツラか?」
と思ったが、前を行くのは若い女のコである。別段、奇抜でもないし、フツーの格好だ。
私がそう思ったのに気付いたのだろうツマが
「ガラが……ガラが……」
と小声で言った。若い女のコは、今年流行らしい、長い丈のワンピースを着ていて、プリントガラが、ピンクとグリーンだ。……(続きは本誌で!)