月刊『日本橋』 2018年7月号 No.471
今年もあっという間に半分を過ぎた7月。
暑い夏は、おいしいものを食べて元気をつけましょう!
もちろん日本橋で!
●特集はまだまだ続きます。ぜひ本誌を手に取ってご覧ください!
【今月の表紙】 妙でんす十六利勘 大判 弘化二年(1845) 遠州屋又兵衛版
【7月号連載】人物語 第292回 喜多村緑郎さん
古典演劇の客足が伸び悩む時代、一筋の光が今、劇団新派に注いでいる。歌舞伎役者・市川月乃助が2016年に劇団新派に移籍。新派の俳優であり人間国宝となった喜多村緑郎の名を襲名し、斬新な手法を取り入れながら古典演劇の魅力を復活させている。今年6月に三越劇場で上演された『黒蜥蜴ー金美版ー』では、スピーディーな転換、たっぷりの〝ケレン味〟で、作品に新しい命を吹き込み多くの客を湧かせた。(続きは本誌でお楽しみください!)
【7月号連載】MIZUYA 濃厚うにつけそば
江戸を象徴する食の一つである「そば」は、江戸に先駆けて信州で食されていた。ここでのそばは、包丁で細く切り麺にした「そば切り」のこと。それまでそばとして食べていたのはそばがきやそばもちだった。江戸時代に出現したそば屋台が江戸っ子に親しまれ、日本の食文化として花開く。信州のそば粉は、江戸でも好んで使われていたという。……(続きは本誌で!)
【7月号連載】シンボーの日々是好日 第221回 南伸坊
タイサンボクはモクレン科の常緑高木、初夏、芳香のある白い大輪の花をつける。
漢字で泰山木と書くけれども、漢名は洋玉蘭というらしい。
知っていたら、必ずこの花の香りは嗅いでみたくなると思うけれども、案外、知られていないらしい。
街の中でも、お邸の塀の向うに咲いていたり、小学校の校庭に植わっていたりするけれども、その花の香りを楽しんでいる人をみたことがない。……(続きは本誌で!)