月刊『日本橋』　2016年12月号　No.452

10月１日、無料巡回バス〈メトロリンク日本橋Ｅライン〉が運行開始した。運営するのは日の丸自動車興業株式会社。利用者、地域の事業者、運営会社、「みんながハッピーな仕組みを作れたらと始めました」と話すのは、日の丸自動車興業株式会社の代表取締役社長である富田浩安さんだ。

昭和14年（１９３９）、東京上野で生まれる。戦争で親戚宅を転々とする中、教育熱心な父の方針で中高一貫の進学校を受験。高校三年生のときに父の経営する運輸事業の拡大とともに再度東京へ戻り、慶応義塾大学法学部に進学した。

（続きは本誌でお楽しみください！）

戦後の焼け野原に咲いていた一輪の紅い花に夢を託し名付けられた〈紅花別館〉。そこに今なお鮮やかな紅色を放つ逸品がある。厳しい条件をクリアした牛肉だけに与えられる最高級ランク〈A5〉を誇る和牛テンダーロインだ。ヒレでありながら、サシの入った光沢ある肉の面からは、肉の王者たる風格が漂ってくる。熱せられた鉄板の上で溶け出す透き通った良質の脂、じゅわりと表面に浮かび上がってくる肉汁が、肉の存在感をどんどん増していく……（続きは本誌で！）

さて、今年の「百鬼夜行」お化けパレードは、日本橋から船にのって高橋に渡り大通りを１・４キロ、深川江戸資料館まで練り歩くっていうスケジュールなのだった。

妖怪には、プロ妖怪とフリーの妖怪の二種類がいて、プロ妖怪には担当する仕事がある。私はフリーのほうなので、プロがどんな仕事をされてるのか詳しくはわからない。

前もってスケジュールについてはいろいろ書面になってるものとかが届いていたけど、自分勝手妖怪は、

そんなのちゃんと見てないのだ。

……（続きは本誌で！）